<2023度の活動の振り返り>
2023年度はコロナも第5類に引き下げられた為、総会を皮切りに各支部での交流会も実施するなど活動を本格的に開始致しました。
総会では筆保さん(北陸支部所属)に協力をして頂き、初めての試みとしてZoomによるオンラインでも実施し、20名の方に参加して頂きました。
7月22日の関西支部・東海支部交流会に於いては、相談役で有る若倉雅登先生にオンラインで登場して頂き、片目失明を理解する為の基本知識と題して、FVSを中心としたピーポイントをお話して頂きました。
その後若倉先生に対する質問が活発的に飛び交うなど、非常に充実した交流会となりました。
8月には厚労省の担当者が交代したと言う事で、新任者の方に挨拶を兼ねて訪問。今迄の経緯の確認と今後の流れについて話し合いをさせて頂きました。
9月には日本眼科医会白根会長のもとを再度訪問し、片眼失明者の義眼使用者に対しての健康保険適用要望書を手渡し、若倉雅登先生の片目失明を理解する為の基本知識の資料等を手渡し、日本眼科医会としての協力の要請をして来ました。
10月には村上晶順天堂大学特任教授を研究代表者とする、「片目失明」に関する厚生労働科学研究が実施されて1年が経過した為、その進捗状況を聞くべく、厚労省の会議室で、村上先生、厚労省の担当者を交え、ヒアリングを実施致しました。
12月には厚労省の担当者と代表、副代表、代表補佐がZoomによるオンラインでのヒアリングに臨み、意見交換をしました。
3月1日には厚労省の担当者と代表、副代表、代表補佐が、再度Zoomによるオンラインでのヒアリングに臨み、事前質問に対しての意見交換をしました。
2023年度も新たにネットを通じて23名の新規入会者が有りましたが、高齢や病気等諸事情により退会された方や、死亡による退会者も出ました。
又、仕事の忙しさから時間が取れないと浅山事務局長が任期途中で退任された為、北陸支部所属の筆保紳二さんに事務局長を依頼、承諾が得られましたので役員会に諮って承認を取りました。
承認を取った後、筆保新事務局長にはZoomによるオンライン実施の際のお願いや、会員名簿の管理をお願いした所であります。
これにより代表以下、尚副代表、奥村代表補佐、筆保事務局長の体制がより強力なものになって参りましたので、2024年度に向けて良い報告が出来る様に邁進して参ります。
<2024年度の活動方針>
2024年度は上記を踏襲し、以下の活動に注力して行く所存です。
①昨年度から本格的に活動が再開出来ましたので、本年度も昨年以上の活動に力を注いでまいります。
②昨年同様厚労省に対して疑問点、質問点等が出た場合、奥村代表補佐を中心にして回答依頼書を送り、厚労省の担当者とZoomでのオンラインヒアリングを実施し、意見交換をしてまいります。
③尚副代表の力添えで2024年度に向けてNPO片目失明者友の会のホームページが新しく生まれ変わる予定ですので、無駄にならない様に意思疎通を図ってまいります。
④昨年度相談役として新たに佐藤英道衆議院議員、細野豪志衆議院議員に加わって頂くなど、目標に向かっての体制がより充実してまいりましたので、相談役の先生方のお力添えを仰ぎながら国との交渉事に対して活発化させてまいります。
⑤筆保事務局長と打ち合わせをして、年会費が思う様に入らない方に対して、会則15-1に伴い2年以上の未入金者に対しては会員名簿からの削除等の対処をし、年会費の入金の流れがよりスムーズになる様にしてまいります。
又、SNS等を通じて賛同金の呼びかけをし、財政基盤の強化を図ってまいります。
以上5点を2024年度の活動方針にかかげ、相談役の先生方や副代表、奥村代表補佐、筆保事務局長を含む本部役員、各支部長の協力を仰ぎながら活動をして参ります。
尚、本年度の予算は、活動を活発化させる意味で昨年より支出が膨らんで参りますが、繰越金他、年会費、賛同金等の総収入内で収める様、善処致します。